前にモスクワの土産屋さんで、『おおきなかぶ』の登場人物をつなげたマトリョーシカ風のブローチを見つけて、なんでモスクワに『おおきなかぶ』のキャラが?と不思
議に思ったものですが、ここへ来て納得。この物語、ロシア民話だったんですね。この本は確か5歳ごろ、保育園の先生に読んでもらった記憶があり、絵の雰囲
気はもちろん、力の入る「うんとこしょ、どっこいしょ!」というフレーズまでちゃんと覚えています。
それからアメリカ先住民族の伝説『とうもろこしおばあ さん』、アフリカの昔話『バオバブの子アビク』…。私が外国に興味を持った発端は、子どものころに出会ったこれらの本にあるのかもしれません。
何といっても再会できて嬉しかったのは『どうぶつしんぶん』。春夏秋冬のシーズン別に刷られた4枚の新聞が、一冊の本になっています。最近その「ふゆのごう」が出てきて懐かしく思っていたところでした。
ねずみの『ぐりとぐら』は、世界中の子どもに愛されています。素敵!
絵本は、見るものではなく、その中にある世界を見いだすもの。
『ぼくらのなまえはぐりとぐら』(右)は、大人のための公式ガイドブック。製作裏話はもちろん、ぐりぐらグッズの作り方、お話にでてくる料理のレシピまで!付属CDには 上記9カ国語朗読(うち、英・中・韓は全文)や、読者作曲による冒頭フレーズ(楽譜つき)が入っています。なんといっても、絵がキュート〜!
caraghの「声に出して読みたい日本語」はこれ(左)!
カステラ片手にぐりぐら5冊一気読み。
『ぐりとぐらの絵本』 全5冊セットはこちら。
アマゾンで買える英語版には 『Guri and Gura』( ぐりとぐらCDつき )、 『Guri and Gura's Picnic Adventure 』(ぐりとぐらのえんそく)、 『Guri and Gura's Special Gift』(ぐりとぐらのプレゼント)、 『Guri and Gura's Seaside Adventure』(ぐりとぐらのかいすいよく)、『Guri and Gura's Magical Friend』(ぐりとぐらとくるりくら )があります。
あの「ぐりとぐら」が世界中に翻訳されていたなんて驚きです。
ぐりぐら、ぐりぐらのフレーズはどの様に訳されてるのか興味津々です。
投稿情報: applepopple | 2006年5 月14日 (日) 04:30
>applepoppleさん
英語のものなら、見つけました。ここをクリックしてみてください。3段落目からのクォーテーションマーク内が英語訳のようです。
http://bccb.lis.uiuc.edu/0503focus.html
韓国語版は、タイトルに使われている字で歴史ものっぽく感じるのは私だけ?「チャングム」の見すぎ??
投稿情報: caragh | 2006年5 月14日 (日) 12:06