もうすぐオリンピックです。
北京五輪に向け、準備が着々と進められる北京。
オリンピック開催が決まり、お祭りムードでいっぱいだった当時の様子が、今でも鮮烈です。
オリンピックというのは、人の能力や可能性を、参加者も視聴者もみんなで共有できるある種、感動的なイベントだと思っていました。(『虹と雪のバラード』、大好きだし)
このニュースを聞くまでは…。
国民や訪中者を守るための、警備強化。
その裏で、こんなことになっているなんて。
本末転倒ではないの?
必要とされている薬は、100倍。
時間も、もうわずか。
ふつうに生活している私には、なんにもできない。
半年、いえ、せめて1か月でも早く知っていたら、何かできたかもしれない。
哉美さんは、会ったこともない人だけど、なぜかとても愛おしい。
そこにいるというだけで、きっと、お母さんやお父さんを
幸せにしているからなのかもしれない。
哉美さんだけではない、同じ病気の、ほかの皆さんも、それは同じなのでしょう。
お母さんは酪農をやってらして、「牛を売ってでも薬を買いたい」と涙ながらにおっしゃっていた。
本当に、大変な生活だと思う。
(酪農という仕事は、休めないのです!)
私たちは、だれもが「ひとり」。
そのせいか時として、自分ひとりだけで生きているような気になってしまう。
ひとりでやっていけるような気になってしまう。
でも本当はそうじゃない。
これを読んでいるあなたも、私も、生まれてからいろんな人に会って、今のあなたと私がいる。
誰かが作ってくれた野菜を食べ、誰かがきれいにしてくれた水を飲んで、生きている。
何もできなくて、こんなブログに書くことしかできないのが悔しい。
どうか、誰か、私が何をしたらいいか、何ができるか教えてください。
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