鳥に乗って西へ

授業で「死」という漢字を扱ったので、「日本語には『死』に関係することばがいろいろあるんですよ」と、「空の星になる」、「昇天する」、「荼毘に付される」(火葬の意)、などいくつか紹介してみました。すると「先生、日本では『死ぬ』と言わないで『冷たくなる』という言い方をしますか。中国にはあります」と中国のEさん。おー、あるよあるよ！するとまたEさん、「じゃあ、『鳥に乗って西へ行く』という言い方は？」。
西方浄土って場所かしら。この表現、ロマンティックで可愛らしいので、すっかり気に入ってしまいました。

Comments

[投稿情報: applepopple]

や〜、おもい事柄なのに可愛い表現方法ですね。
そう言えば、昔、古代エジプトのファラオは死ぬと船にのって西方へ旅立つって　お話を読んだっけ。　西は日が沈むだけの処じゃないんですね。

[投稿情報: caragh]

>applepoppleさん
おもいはずなのに、可愛い。同感です。生と死、性や食など普遍的なことほど表現がさまざまでお国柄が出て、面白いですよね。これだけで軽く2時間は授業になっちゃいそうです。(脱線教師)

[投稿情報: macky]

可愛いぐり子とぐら子に大感激～どうもありがとう!!毎日生きてるのが奇跡。西へ渡るとき、決して後ずさりしない様な毎日にしよう。素敵な言い回しに、改めて思いを強くしました♪ありがとう

[投稿情報: caragh]

>mackyさん
ふふふ。ぐりぐらは大人になってから見るとなかなかイケてます。
西へ渡る鳥の存在を知って、それが次への希望につながっているような気がしてきました。その日まで、真面目楽しく(そして時には面白可笑しく) 生きてゆく決心！