どこで仕入れたのか、なぜか我が家には昔から太郎さんの鯉のぼりがあり、版画もあり、知らず知らずのうちに太郎さんに見守られて育った感があります。普段ことばをいじっているせいか、太郎さんの名言集にもかなりやられ、おまじないのようにめくってきました。
私のリクエストでY.Oさんに付き合ってもらい行った青山。骨董通りを抜けた先に、かつて彼のアトリエがひっそりと佇んでいます。改装され、ギャラリーに生まれかわった建物は、入り口を入るとすぐ2階へ通じる階段があって、赤と青、二手に別れて 小さな部屋へとつながります。何というか…やはり彼の絵は、ものすごいパワーがある。気分上々のときに行けば、さらに自信が得られるだろうし、落ち込んだ ときに行けば、自分の心配事とか、くだらないこだわりとかがボロボロと剥がれ落ちていくのを感じられるだろう…。きっとまたすぐ、ここへ来ることになる。 そう感じました。
1階は、かつてのアトリエがそのまま残されています。絨毯に飛び散った幾重もの油絵の具を見ていると、太郎さんがすぐそこにいて、「今までの自分なんか、蹴トバシてやれ」と言われているような気に。いや、実際、いたんだな。
ここのお庭もまたすごく独特。今度来たらカフェでお茶なぞいただいてみよう。年のはじめに来られてヨカッタ。
Y.Oさんはトルコへ行ってきたそうで、そのときのおみやげをいただきました☆ブルガリアで採取した100%天然のばらのエッセンス。小ちゃいガラスの容器に入っています。
その後、台湾旅行記でもおなじみ(?) 蔡さんと食事。学校の話、課題の話、ブログの話、仕事の話、人生の話…と次第にディープなトピックへ移行。蔡さんの話は相変わらず個性的で、面白かったです。
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