「もっと会話を勉強したい」という要望に応えて、今週から初中級クラスで会話の授業を増やすことにしました。
でも、所謂「自己紹介」ってのも今さら白けるし、かといってまだインタビュー程度しかできないし…とアタマを捻って考えた結果、「自分の名前について話そう!」ということにしました。
たぶん、どんな国のどんな民族にも、名前に何らかの意味があるに違いない。でも、普段顔を突き合わせている者同士でも、今までは名前は単なる「音」にすぎなかったのです。我ながら、今回の授業は面白くなりそう!とワクワク。
はじめに、関連語句「(名前を)つける」、「呼びすて」、「(名前が)気に入る」、「ニックネーム」などを導入してから、友だちの名前の意味や、それが気に入っているかどうか聞き合いました。
面白かったのが、国や民族に関係なく、 女性は「美しさ」、男性は「力強さ」や「勝利」を表すものが多かったこと。それから、興味深かったことがもうひとつ。女性は「日光」や「光」など太陽を連想させるもの、男性は「波」など海を連想させる名前が多かったんです。
ある台湾の学生が、「私の名前は『秋に生まれた美人』という意味です。でも、私は春に生まれたので、関係ありません」と困った顔で言いだしたので、大爆笑。こんな自己 紹介をされたら、インパクト大!合格!!ちなみに彼女は英語名(ニックネーム)もあって、「アイーダ」と言うんだそうです。それを聞いた学生が「間?何の 間??」と言っていました。「あいだ」と聞こえたみたい…。
みなさんは自分の名前が好きですか??
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