出発当日も授業。我ながら、ほんまよう働く…。その後は放ったらかしになっていた部屋の片付け、荷造り。荷造りは慣れているので30分もあれば終わるんだけど、この時期の京都の気候がわからず服に悩む。いつもはどんなに長い旅行でも2泊分しか持っていかない衣類も、今回は洗濯をしないつもりなので5泊分。やたらかさ張るバックパックを見てちょっとイラっ。
23:40発のバスに合わせて、22:00過ぎに家を出る。家から新宿までは、渋谷で乗り換え。その渋谷駅で、ある目の不自由なおじちゃんを見かける。
杖を左右に、ちょっととまどっている感じ。私はどうしてか、白い杖の人を見ると放っておけない。それでいつものように、「どちらまで行かれるんです か?」と聞くと、道玄坂の下からタクシーに乗りたいんだけど、と。ちょっとなら時間に余裕もあるので、一緒に行くことにする。「つかまっていいですか」と の問いに「ハイ、でも私、ちょっと荷物が多いので、歩きにくいかもしれません。すみませんね〜」と言うと、「どこか旅行ですか?」とおじさん。「ええ ちょっと京都まで…」と言う私の返事に、「わあ、いいなあ。もう桜も咲いているんですかねえ」。これを聞いて、ちょっぴりせつなくも、「私も娘が修学旅行で京都へ行って、すごく楽しかったって言ってました」と笑いながら話すおじさん。
と、話が盛り上がってきたところで道玄坂下にたどり着く。私、おじさんの分も京都で色々なもの見てくるよ!と誓う心の中。
バスはスバルビル前から出発、ほぼ定刻通り。びっくりするぐらい愛想のない女の子(絶対マリリン・マンソンとか好きだろう!系ファッソン)のとなり。サービスエリアでの休憩時に降りたいときも何も言わず立ち上がってこっちを見るだけ、風の。うとうとしてちょっとでも体が彼女エリアに侵入しようものなら肘で突っ返されたり。うぅ…居心地わる!もう寝ちゃうもんね…。
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