2回目の写真教室。
暗い写真はあとから明るくすればいい、などデジタルの世界には「あとから」でもできることがいっぱいで、普段わたしがきれいだなと思ってきた最近の写真は、ほとんどが作られた世界であることを知ってちょっとショックでした。
写真って「真実」を「写す」って書くのに…。
でも、そもそも人間の目で見た像と、レンズを通してカメラが見た像が一致するわけがないのです。
できるだけ「正しい」設定で撮ったとしても。
そのうえで設定を間違えたら撮影後に直すしかないし。
それに、わたしたちの目はものを立体で捉えるけど、カメラが生むのは平面の画。
それならただシャッターボタンを押すだけではなく、構図と同じぐらい加工にこだわってもいいのかも。
よく考えたらいつも観ている映画だって「美術さん」や「照明さん」がいる、人工の世界。
生ものと思っているドキュメンタリーだって、編集や音楽で味付けされています。
実は「1回目のクラスを聴講したうえで撮影に挑戦、それをプリントしてくる」という課題がありました。
わたしはあまり時間もなく、週末に手伝ったカップケーキ屋さんの商品写真、ワークショップのおやつ写真、これからブログで連載しようと思っているラッピングアイディアのサンプルなどを持参、評価をいただきました。
写真を真剣に、それもプロの方から批評していただいたことがなかったので、とても新鮮。
同時に、まわりの人もたくさんコメントしてくれて、本当に貴重な体験でした。
1回目とは違う気づきはもちろん、相変わらず先生のおはなしは面白いし、おすすめ機材など(ちゃんと女性にとって使いやすいものを教えてくださいました)のおはなしもためになるし、2回目でちょっと慣れてきた受講生とのやりとりも楽しかった。
…と、いうわけで。今回は自分で撮った写真を(自分としては)思いっきり加工して遊んでみました。
さて何種類の加工が施されているでしょうか?
この「救急箱」は長嶺先生が撮影時に緊急事態に陥ったときの道具が入っているというウワサ。
被写体に使わせていただきました。
3回目には何が学べるのかな。
今まで写真に抱いていた気持ち、変わるのかな?
そして撮りたいように撮れるようになるのか…。
乞うご期待!
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