5回目のジュエリーのお客さまは、Oさん。
でも、「Oさん」というより「Kちゃん」と同僚の皆さんに慕われています。
メインの素材を6つまで選んでいただいて、おすきなアイテムが作れるこのワークショップ。
Kちゃん(と、わたしも呼ばせていただきます)はどんなのを作るのでしょう?
「やっぱりブローチがいいかしら?」と、選んだのはレトロな色味のお花たち。
白い花輪でつなぎました。
見えますか?うすーいブルーの石が散りばめられています。
Kちゃん、もじもじしながらこんなことを♥
「あの、次の時間に間に合えば、2回分やっていくのは可能ですか?」
「もう、ほんっとに楽しくって!」
…という経緯で、ピッチを上げてたくさん作っていってくださったのです。
そうして選んだのはグリーンのパンジーと、もりもりお花のパーツ。
そのままではどうにもならないので、台をセットしました。
キラキラもつけて…。
これだけでもう充分かわいいのですが。
透ける磨りガラス風パンジーは、バングルへと変身。
「紫のバラもお気入りなんです…」とはにかむKちゃん。
もうひとつは、グリーンを基調としたダブルフラワーモチーフのネックレスチャーム。
(チェーンはサービスでみなさんに差し上げています)
ああー、とってもかわいいね、Kちゃん♥
「これも素敵なのよね…」と選んでくださった、淡いブーケ風のパーツ。
おしゃべりしながら、天辺にシルバーのポイントがついているので、シルバーの金具が合うかも、となり、リングになりました。
モチーフに存在感があるので、パーツひとつでも手元が華やぎます。
何より、Kちゃんの雰囲気にぴったりでした。
全部並べてみましたよ。
「これとこれ、商品化させてください!」ってお願いしてしまいました :-)
実はKちゃん、ある事情がおありで、細かい作業が苦手とのこと。
「だから今日、楽しみな反面、不安だったんです」。
「でも、ここまで自分でできるとは思わなくて!本当に嬉しかったの!」。
わたしも、美術は得意なほうでしたが、家庭科(お裁縫)は10段階で2がつくほど苦手でした。
お人形の服なんて、「袋」みたいなのしか作れなかったし…。
でも、かわいいものを作りたいという想いが、いつの間にか自分を変えていたのかもしれません。
それにこのワークショップは、ジュエリーづくりが初めてのかたにこそおいでいただいて、楽しめる場にしたい、そんな願いで始めたもの。
ですから、Kちゃんの思いがけない言葉が本当に嬉しかったです。
Kちゃん、作品に負けないぐらいキラキラの笑顔でお帰りになりました。
どうもありがとうございました :-)
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