ろうそくと、かわいいものたちのおはなし

わいわいはわい。3日目の1

雨女のわたし。
ここにも雨を呼んでしまいました。
（申し訳ない…）

でも、家を出るときにはうまいことやんでくれて、そこには虹♡


今日もレンタカーでドライブ。

まずは途中でちょっとだけ買い物。
その隣にあったペットショップのほうが興味深かったです :-)


だってね…

蹄（ひづめ）とか、豚足とか、干した家畜の耳。
おいしそうなクッキー、ビスケットの量り売り。
これ、ぜんぶわんこのおやつなのだそうです。
ワイルド…。

今日は東周りで海沿いをぐるり。

で、まず降りたのはこちら。
「地上より永久に」ビーチ。

 

＊動画は音が出ます。
（1分過ぎたあたりから、ビーチでのシーンです）

この映画のロケ地になったことで「From Here to Eternity Beach」と名づいたそうです。
実際に下まで降りて行けるみたいで、親子が水浴びしていました。

そしてそのすぐ逆側には、「ハロナの潮吹き岩」があります。

右側にご注目。

実際はもっと迫力があって、しぶきが飛んで来るほどです。
くじらの背中みたい。

展望台になっていて、お店など何にもないのですが、次から次に観光バスが。
とにかく海の色がきれいで、眺めているだけでも気分がいいところです。

ラビット・アイランドや、灯台のあるマカプウ岬も見えます。
でもだんだん曇ってきてしまいました :-(
波もなんだか荒々しい。

ハワイ初めてチームのために、ちょっと急いでカイルア・ビーチに向かいます。

…。
………。

天気わるーい！！

ここは全米No.1ビーチの称号を与えられ、「天国に一番近いビーチ」と称されるほど。

せっかくこのブログをご覧くださっている方々に、これではあまりに申し訳ない！
ということで、2年前に行ったときの写真をどうぞ！

ちょっと車を走らせたらいつでもこんな海が見られる姉が、羨ましい :-(

ついに雨も本格的に降ってきてしまいました。
雨宿りがてらカラパワイ・マーケットへ。
飲み物、おやつ、ゴザなどのほかに、ちょっとした生活用品があります。
ここのオリジナルアイテムは、おみやげにもってこい。

フォトジェニックなものがたくさんあるので、カメラっ子は目が忙しくて大変かも。

このあと、いよいよわたしが行きたいとリクエストしていたところに！
3日目の2に続きます。

わいわいはわい。2日目の3

ハレイワから車を走らせて、タートル・ベイ・リゾートへ。
数年前までヒルトンがあったところです。
そんなふうにハワイは、オーナーが建物や施設をちょこっと変えて経営を続けていくケースが多いんだとか。

プールサイドからそのまま、岸壁になっています。
（ちょっとあぶない）

ぼーっと、しちゃいますね。

ロビーにはウェルカムドリンク。
このパイナップルジュースは絶品です。

「タートル・ベイというぐらいだから、カメに会えるのかな？」
という話をしていたら、浜辺に人だかりが見えました。
そう、そこには一瞬でしたが、3匹のウミガメも見えたのです。
見学者が触るのは禁止されているそうで、一定の距離を保って「観察」するのみ。
浦島太郎にはなれませんが、今度来たらカメにあいさつなどしてみたいものです。

そうしてまた、ワイキキの街へ。
今晩は、ごちそうです。
（コーディネーターがツテで「汚職事件」（お食事券）をもらっておいてくれたのです）

アロハタワーの入り口にある、CHAI'S ISLAND BISTRO（チャイズ アイランド ビストロ）。
こちらはライブミュージックが聴けるので人気があるそう。
（この日は何の演奏もなく、貸し切り状態…それもまた良し）

わたしはオックステールスープのコースにしました。

スタートは、バターナッツパンプキンの冷製スープ。
ひょうたんの形をしたかぼちゃのことです。

チャパティには、ピーナッツソース。
インド料理のような、インドネシア料理のような。

まぐろのフライ。
海苔をぐるっと巻き付けてあって、どこか和風。
つけあわせのパプリカやマンゴーが鮮やかです。
バルサミコ酢とわさびが意外にマッチ。

伯父伯母は、長野で料理屋さんをやりたいらしく、ひとつひとつの料理に興味津々。
わたしもここの料理は、ちょっとマネしたい。
そのぐらいおいしいのです。
レシピブックとかないのかな？

またしても（笑）エビ。
まだ前菜です。

このサラダは、よく見るとビーツ（赤かぶ）やラ・フランス、胡桃なんかが混ざっていて、とても口当たりがよかった。

やっとメイン。
こちらはお魚チームのもの。
EdamameとSobaで仕立ててあります。

で、こちらがお肉。
「スープ」というより、スープ仕立ての肉料理でした。

おいしかったです！でも、食べきれないほどのボリューム…。

気がつけば日も落ちて…。

デザートは、ケーキ？

いえいえ、アイスクリームでした！
外側はホワイトチョコでコーティング。
中はバニラとベリーのアイス。
（こう見えて、ものすごく大きいのです…）

お店の雰囲気も、だいぶ変わってきました。

ありがとう。
おいしかったです☆
（敏腕コーディネーターに）

せっかくなので、アロハタワーのほうにも行ってみよう、となりました。

ぞろぞろ〜

ちょっと暗くなった、このぐらいの時間のほうが雰囲気があるかも。
でも、このあたりも閉店ラッシュで、ちょっと行ったあたりなんかはもう治安も悪いのだそう…。

思いがけず、日没を見ることができました。

おばさまがたは「明日の朝以降、食べるものがないわ〜」と、スーパーマーケット行きを希望。
また食べるの？とわたしと姉とは顔を見合わせ…
目指すはSafeway、大手スーパーマーケットチェーンです。

わたしはこの毒々しいまでのケーキに目を奪われました。

わいわいと、3日目に続きます。

番外編：写真ずきな人たち。

わいわいはわい。2日目の2

コーヒーとおやつでおなかを満たしたら、自由時間に。
ノースショアのマーケットプレイスで、かわいいものは見つかるかな？

ここに入ってみましょ☆

ハワイの工芸品。
コアの木を削って作ったアクセサリーです。
クッキーフェイスのサーファーちゃんなんかに、似合いそう。

あっ！
ナンバープレートはよく見るけど、自転車用のプレートは珍しいかも。
…というわけで、自分用に1枚。
$3しませんでした。
（お値段もかわいい、これ基本です！）

きらきらスノーグローブは、あるコレクターさんに。
チープに見えたけど、オーロラ色のフレークがゆったり動いて、実は上品なの。
うん、良いお買い物ができました◎

シェイブ・アイス（かき氷）のシロップも、こんなに多種多様。
見てるだけでも楽しいです。

ハレイワ、もう少し歩いてみよう☆

来た道を10分ぐらい歩くと、日本人にもお馴染みになった「マツモト・シェイブ・アイス」のお店。
こんなふうに、いつも人でいっぱい。

昔は、こんな機械でがりがり削っていたのですね☆
（これはマツモトさんとこの近くの、アンティーク屋さんのウィンドウにありました）

そのはす向かいに、かわいらしい教会が。
リリウオカラニ教会です。

子どもらが遊んでいたり、この土地の、大事な場所なんだなあ、きっと。

前に来たときは、この隣の家のマンゴーの実がいっぱい落ちてて、みんなで拾って食べたの。
本当に、こぢんまりとしたエリアなのだけど、思い出深いところです。

すこし歩くと、洒落たお店がちらほら。
ここはキャンドル、石けんのほか、味わいのあるヴィンテージアイテムも。

職業柄（？）こういうお店には入らないと…と、ドアを開けると、むせ返るようなフレグランス！
ひげ猫は「もう無理」と言って、出て行ってしまいました。


車から見えてて、どうしても気になっていた「屋台」は、この近くでした。

貝飾りの屋台。

これだけたくさん揃うと、目移りしてしまいます。
一番カラフルなのがかわいくて、おじさんに聞いたら$15とのこと。
ひげ猫が「これと一緒だと？」というと、$12になりました。
ありがとう!
…というわけで、一番カラフルなのを日本へ連れて帰って来ました☆
これ、てっぺんの輪っかの中に、垂れ下がる部分が納まってコンパクトになるのです。
持ち帰りも楽々！

屋台のすぐそばには、ブーゲンビリアが満開！

かわいいものだらけの、ノースショアでした。
2日目の3に続きます☆

わいわいはわい。2日目の1

敏腕コーディネーターの日本みやげのリクエストは「クリームパン」。

そこで成田に向かう際、品川の八天堂に寄って多めに10個買いました。
持ち込みが何かとうるさいハワイですが（やっぱりそこはアメリカ）、「何としてでも持って入れ」との命令を受け、クーラーバッグに保冷剤をみっちり詰めて、手荷物にまでして持ち込んだ大事なクリームパンです（笑）
これをハワイで毎朝食べることになるとは…。

では、伯父伯母のために敏腕運転手とコーディネーターが企画した、「ハワイはじめて物語」ツアーに出発です☆

まずは「足」を調達。7人乗り♪
担当のお姉さんは日本人で、対応も細やか。

伯父伯母を窓際にして、わたしは通訳をしたり、なんとなくお世話役 :-D

まずはこちら。
はい、バナナやパイナップルで有名なDole Plantationです。

そうそう、やっぱりここに来たら、これ！をいただかなくっちゃね♡
Smallでも、2人でじゅうぶんサイズだと思いました。

ここのギフトショップは、衣類あり、食べ物あり、雑貨あり…。

アメリカらしい、白くないポップコーン。
牛乳に浮かべたら、虹色になりそう。

こちらは布製品コーナーにあったエプロン。
首のとこにフリルがぐるっと1周するように縫いつけられていて、つけるとレイをかけているように見えるのだそうです。

こちらは、クリスマスツリーのオーナメントたち。
プラスチック製のものもありますが、ガラス製のものも。
もしハワイに住んだら、こういうの飾りたいな☆

ちょっと欲しかったのですけど、ひとつじゃ寂しいし、かといってたくさんは無理。
日本で、同じようなのを作ろうと思います☆
うん、ツリーオーナメントのワークショップとか面白いかもね☆

南の島に行くと気になるのは、やっぱり貝殻アイテム。

「外にオーガニックブースがあるよ」。
フルーツの脇に、原木の屋台がありました。
ハワイを代表するこの花は、プルメリアといいます。
一口にプルメリアといっても、色や形がさまざま。
植木鉢に花のついた枝を挿しておくだけで育っていくのだそうです。

お花も雑貨もごはんも、だいたい$10前後で買える、とわかってきました。

そのまま車を走らせて…。

North Shoreの名物、シュリンプワゴンでお昼を食べようとなりました。
わたしは全然知らなかったんですが、ものすごく有名らしいですね。

ロコ（土地っ子）もいっぱい。
そしていいにおいがします…。

数台あるワゴンのなかでも、わたしたちは一番人の多いこちらに。

そして7人もいるのだから、と豪華に3種類をひとつずつオーダー。
待つこと、10分…

だだーん！

どかーん！

…なんだかすごいことになりました。

手も、すごいことになります。
（ウェットティッシュがあるといいです）

ガーリック、レモンバター、ホット&スパイシー3種類のなかで、いちおしはこちら。
かなり辛いので、ごはんといっしょか、別のものと交互に食べるのがよいです。
エビのカレーといった感じでした。

そして人生の先輩チームが「もう食べられない」と言うので、山のようなエビをわたしがいただくことになったのでした。
（写真見ていたらまた食べたくなってきました…）

そして一同、また車に乗り込み。
さらに進みます。

「コーヒーが飲みたいね」ということで、ひげ猫一家のお気に入りのお店へ。

コーヒーだけかと思いきや…。
「ね、なんかすっごいおいしそうだよ」
ということで、甘いものもいくつか。

こちらの3つ。

ひとつは、上の写真の「スパイスド・ラズベリー・マンゴー・ウォルナッツ・クリームチーズ・パフ・ペストリー」。
（みんなちゃんと言うのかな？）

ブルーベリーいっぱいのったお菓子、そしてラベンダーとココナッツのマコロン。
どっちも甘さ控えめ（ここのは全体的にそう）で、どれもこれも本当においしいのです。
ノースに行かれたら、ぜひ☆

かわいいタンクトップやTシャツ、おみやげ用の小さなコーヒーなどもあります。

客席では、パソコンを持ち込んでネットをしている人もいれば、ぐうぐう眠っている人も。
居心地がいいから、ずっと居てしまうのでしょう… :-)

お店は、このはじっこ。

おなかがいっぱい！！！になったところで、かわいいもの探しが始まります☆
でもひとまずこれにて… :-)

わいわいはわい。1日目の2

最近ハワイのロコ（土地っ子）にも大人気のWhole Foods Market。
やっぱり目につくのはおやつ。

ちょっとお腹が空いていたので、あまり甘くなさそうな甘いもの（笑）をいくつかチョイス。

キーライムパイや、シナモン風味のりんごのミニケーキなどなど。
コーヒーはカップを購入して、自分のすきなものをセルフで注ぐシステム。

お腹が満たされたら、お店の中を探検！

お菓子コーナー。
ミンツひとつとっても、パッケージのデザインがこんなにおしゃれ☆

こちらはバーベキュー用の炭。

オーガニックコスメや、キャンドル、ナチュラル系ブランドのサンダルなどのコーナーも。
こんなかわゆいパッケージの石けんを発見。
わたしの大すきなロバ ♥

このあと、ほかでも見かけたシリーズですが、このスーパーが一番お手頃。
（$8ぐらい）

日本の「昆布茶」も、こんな装いで並んでいます。
どんな味がするんだろう?

フルーツ&ベジのコーナー。
この迫力、伝わるかな?
上はアップルバナナと言って、ハワイではよく見かける小ぶりのバナナ。
日本のバナナより酸味があってさっぱり。

下はドーナッツピーチ。
潰れているわけではありません☆
いい香りがしました。

こちらは、野菜や植物の種。
まるで植物図鑑！
見飽きませんでした。

種は日本に持ち込みできないので、写真でガマン。

三船美佳さんも来ていました。

ここは、珍しい食材や、体に優しいものが多く、パッケージもほかにない感じ。
おみやげを買うのにおすすめ。
わたしも写真のどうぶつミンツのほかに、蜂蜜、ハーブその他スパイスを買いました。

集合時間まで時間があったので、Whole Foods Marketを出て、こちらのお店に。
SoHa LIVING。
海辺の暮らしを連想させる生活雑貨でいっぱいです。

ひげ猫は、なぜかここで貝殻を山のように購入。
何に使うの？

このあと、姉とオカンは一緒にドライブへ。
わたしは敏腕運転手の車に。（どうしても通訳が必要で）
ほかのメンバーの「野生の植物が見たい」とのリクエストで、マノア地区へ。

ここには小さな売店と休憩スペースがありました。
山を登っていくと滝があったり、ちょっとしたジャングル。

うまいぐあいに雨が上がって、ほどよい湿度。
（ハワイは暑くても乾燥しているので）

「ベーコンエピ」（パンです）と勝手に命名した、南国の花。


あ！見たことある☆
極楽鳥花です。
英語では"Bird of Paradise" …そのまんま、ですね。

こちらは、しょうがの花。
うちの、キャンドルのワークショップでも"Ginger Blossom" というフレグランスがあるのですが、本物を見るのは初めて。
ハワイでは街なかでも見ることができます。

欧米の人はみんな軽装で山に向かうらしく、下山するとこんなドロドロに。
わんこ連れの人もけっこういました。

／
お水、嫌だよぅ
＼

ハワイといったら海！のイメージですが、山もいいんですよ。
トレッキングすきなかた、ぜひ。

そうして、またワイキキの街へ戻ってきました。

「ハワイの地ビールが飲みたい」と、ひげ猫。
スーパーに寄って調達。
この黄色い値札は、いわゆる「お買い得」の証なんだそうです。

そしてみんなで晩ご飯タイム。
今日はひとまずフードコートへ。
中華、イタリアン、ラーメン、メキシカン…いろいろあります。

わたしは、この夏さいしょの冷やし中華。
たまご以外は、麺もゴマだれも、日本と同じ味でおいしかったです☆

観光地ということもあり、だいたいどこも$10はしてしまうので、日本よりちょっと高いかな。

そのあとは、日暮れのビーチを散策。

こうして、長い1日目は過ぎていきました…のはずが！

コンドミニアムに行くと、「部屋にあるもの」と「その数」をチェックするリストが！

「ナイフ 1本」「鍋　大1 中1 小1」「コーヒーカップ 4つ」などなど。
とにかく項目が多いし、細かいし、タッパーのことを「トレイ」と書いてあったり、もう何が何だか。
しかも説明文から項目から、全て英語。試験問題のよう…。
翌朝までにフロントに出さなければならず、ちゃんとチェックしないで最終日に足りなくなっていた場合などはお金を請求されてしまうのです。
初日からすでに足りない物もあって、いい加減にはできません。

い、いじめだ…。

（最初に「悪夢」と書いたのはコレ。）

眠い目こすって、最後まで頑張りました…。
 

【番外編】高級ウクレレ店に吸い寄せられたひげ猫の図。

わいわいはわい。1日目の1

日本から6時間。
着きました、南の島。

どこを見ても椰子の木。

今回は、ひとり旅ではなく、家族や親戚がいっしょです。
現地には敏腕コーディネーター（姉）と優良ドライバー（義兄）が控えており、何とも心強い☆

バスでコンドミニアムへ向かうと、久しぶりに会う2人が。

レイでの歓迎式を受けました。
この儀式、いつ来ても感激するものです☆

街なかのレイ・ショップはけっこう良いお値段するのですが、空港のレイ・ショップは比較的お手頃で、しかもかわいいのが揃っているとのこと。
レイは、男性用、女性用があるそうです。
（あと、お菓子をつないだ子供用 ←前回もらったのはこれでした）

わたしはほとんどの期間、姉の新居に居候させてもらいました。
「人生の先輩チーム」が泊まっていたのはこちら。

明るいブルーの壁がさわやか。
（この夜、恐ろしいことが待っているとは予想だにせず…。）

日付変更線を越えるため、夜出発しても、ホノルル着はまだ朝。
成田から、ながーい一日です。

チェックインができないので、ひとまず荷物だけ預けたら、姉の車・義兄の車とに分乗。
目指すはカハラ。

前にも来たような…。
確かここ、＄1ショップとかなかったっけ？

姉「ここに最近、オーガニック専門のスーパーマーケットができてね。けっこう人気なんだよ」

外国のスーパーは大すき。
そのうえオーガニック、なんだか面白そうです。

姉「日本のガイドブックも、こぞって載せてるとこだよ」

…というわけで、次回はそのスーパー、Whole Foods Market（ホールフーズ・マーケット）のレボへと続きます☆

土佐日記。（６）

長々続けてしまった「土佐日記」。
日曜市、後半です。

はじっこのほうは、金物屋さんや、こんな骨董のお店が連なります。
暑くて、お人形さんたちもすっぽんぽんにされています。

そこで見つけた、市場のお宝！
山ほどの、珊瑚のジュエリーパーツ。

お花は少しずつデザインが違う。
蟹なんて、本当に珍しい☆
色の濃淡も素敵。

いつだって、思いがけないものに出会える。
これだから、市場めぐりはやめられません。

これ、何の実かわかるかな…。

最近はもう見なくなってしまった、ぐみの実。
小学校の帰り道、よく見つけては食べて帰っていました :-)

ほかのお客さんがたも「おー、ぐみだ、ぐみだ。」と言って、珍しがっていました☆

そんなふうに、ノスタルジックな気分に浸っていると…。

どこかで見た、たけのこのディスプレイ！
…と思ったら、前日の土曜市で出会った、梅干し学園の理事長さんでした。

なんでも、土曜市はここ、日曜市が出発点だそうなのです。
そしてこの理事長さん（またの名を、もんぺネコさん）こそが、立ち上げに一役買われたのだと後から知りました。
記念写真を撮らせていただき、すっかり仲良くなりました。
「またねー。写真、送ります！」
「ありがとう。ブログも見てねー。」

そのあとも、市場をぶらぶら。

ちょっと欲しかった、くじらのナイフ。

高知の生姜は、とにかく大きい！
（これで300円しないのです）
形もなんだか、珊瑚のよう。

そう、市場って、美しいのですよ。
それに、その土地の暮らしも、ちょっぴりだけど、わかる。

恋しかった「冷やしあめ」を飲みながら、そんなことを思うのでした。

これからも、武士の血をたぎらせて頑張ります☆

土佐日記。（５）

高知の旅、2日目です。
パンはやっぱり「帽子パン」。
きっと高知のどこのパン屋さんにもある、県民による県民のためのパン。

早めに起きたら、日曜市へ！

日本一日照時間が長いと言われる高知県。
そのおかげで、毎日のように、市（いち）が立ちます。
「日曜市」は食品を中心に、日用品が揃う日本最大級の露天市。

まずはお茶を売っている、うちの遠縁のおばさんらに会いに行きました。

いろんなお茶がいっぱい！

わたしは今でこそ東京に籍を移しましたが、昔は高知県の窪川というとこにあったのです。
その地名がついたお茶。
お茶というと静岡が有名ですが、高知も温暖で霧が立つので、いいお茶ができるんだそう。

おみやげにいくつかいただいてしまった。
おじさん、おばさん、ありがとう！

ここの漬け物屋さんのあれこれ、本当においしそうだったなあ…。
次回！（←また行く気 :-D ）

こちらは銅の道具屋さん。
職人さん（というかおんちゃん）が、あれこれを自分の手で作っている。

美しい佇まいの如雨露。
こういう仕事には本当に惚れぼれ。
しばらく動けなくなりました。

こんなかわいらしい山野草を売っているところもあれば、カーネーションなんかの切り花のお店もありました。
お供えの花、しきみ（関東でいう「お榊」のことです）なんかも。
植物だけでも本当にいろんな種類があるのです。

じゃがいものとなりには、つがいのカブトムシ。
（もちろん愛玩用ですが）
久しぶりに見ました！
なんだか懐かしい。
小学生のころは、近所の森で取ったけど…。

こちらはヤドカリ屋さん。
たらい4つにぎっしり入って、みんな元気よく（？）ぎっちぎっち…とお互いぶつかり合いながらうごめいています。
1匹が枝を登って挨拶しに来てくれました。

とにかくこんなにたくさんのヤドカリを一度に見たのは初めて！

まだまだ続くよ！

『にちよういち』西村繁男作
ただの絵本と侮るなかれ☆
高知の日曜市を俯瞰（ふかん）で緻密に描いています。
会話もちゃあんと土佐弁で書いてあり、巻末には標準語訳が載っています。
すぐには行けない！というかたは、この本で疑似体験を。
（クリックでamazonのサイトにとびます）

土佐日記。（４）

土曜市（池公園のオーガニックマーケット）をあとにして、駅周辺をぶらっと。

南国土佐の名産、珊瑚（さんご）のジュエリー。
これ、ちょっとかわいいでしょ。

おすすめは、「土佐茶カフェ」。

海の幸、山の幸。
名物のかつおのたたきも、もちろんついています。
栄養バランスもさることながら、ボリューム満点。

150円には見えないよね…☆

アーケードで、猫の鳴き声がすると思ったら。
あれまぁ。
チビっちゃいのが、あたらしいお母さんを求めていました。

大きくおなりー。

…懲りずに土佐日記。（５）へ続きます。

土佐日記。（３）

…前回、前々回を読んでくださったかた、ありがとうございます。
土佐日記、3回目となりました。
でもまだ初日半分も進んでいません☆

そんなこんなでまだまだ続くよ、池公園の土曜市、本当に楽しいのです。
コーヒー屋さんで、コンニチワン。

こちらは、キッシュやケーキ、ティラミスのお店。
おいしそうでつい、パチリ☆

このすばらしく素敵なカモミールを売っていたのは、お茶のお店。
カモミールだけでなく、スギナやヨモギなど、野草の茶葉を売っていました。
ふだんはコーヒー党なのに、旅に出ると、なぜかお茶を買ってしまう。
もしかしたら家でいただくそのお茶が旅の記憶を呼び覚ましてくれるのを、体が欲しているのかもしれないな。

さて、こちらで…
「宝もの」に出会ってしまいました！

この黄金色！
知っている人は、知っているはず。
わたしが蜂蜜コレクターだということを…。
（熊か！）

国内も海外も、あちこち市場には行きますが、行ったら必ず探します。
なんでこんなに蜂蜜がすきなのか自分でもわかりませんが…。
やっぱり前世あたり熊だったのかもしれません。

こちらで見つけたのは、百花蜜と、みかん蜜。
とうぜん、みかん蜜のほうが珍しいので、こちらをひと瓶。
高知は生姜の名産地…。
これで生姜漬けを作ったらすばらしいだろうなあ、とすでに心はホクホクです。

前に聞いたことがある。
1匹のミツバチが一生をかけて集めた花粉から作られる蜜は、小さじ1杯にすぎない、って。
だから、ほんのすこしの蜜も、わたしは無駄にできない。

「最近は蜂が減ってしまったと聞きましたよ」と尋ねると…。
「どうかな。洋蜂のことはよくわからないけど、うちの蜂はちゃあんと集めてきてくれるよ」と頼もしいお返事。
その土地のことは、その土地のひとに聞く。
わからないことは、すぐに聞く。
これが旅を楽しむコツ。
（旅人の知恵、その２）

そろそろみんな、お昼ごはんかな？
おむすびや、ごはんマフィンがどんどん売れて行きます。
わたしもちょっとお腹がすいてきた…。
とにかく、どれもこれもおいしそうです！

そんな折、目に留まったのはこちら。
海の色みたいな、琺瑯の瓶に「寒天黒みつ」の文字。
「室戸の天草使ってます！！」
室戸は、高知県の先っちょの名岬。
海洋深層水などでも知られています。
これはいただきたい！というわけで…

ハイ！
超豪華、白玉＋あんこのトッピング☆
室戸寒天はむにゅむにゅの舌触りでおいしい ♥
日射しの強さに負けそうでしたが、甘味でパワー充電です。

絵本屋さんでちょこっとひと休みして。

最後に「梅干し学園」のお店で、紫蘇揉みの実演の終わった梅にあいさつして。
さあ、そろそろ戻ろう！と思ったら、「お買い物券使った？」。
梅干し学園の理事長さん、ご親切にもそんな一言。

…そうなのです。
こちらの市場、訪れただけ*で300円のお買い物券をくれるのです。
もうバスの時間まで10分ぐらい。その次のバスは1時間後。
親切な理事長さんへのお礼も兼ねて、こちらのお店で「梅酢」を購入。
650円でしたが、350円にしていただきました。
理事長さん、ありがとう☆
売り上げがそのまま、東北への寄付金になるという、出店者のエッセイ集も買いました。

バスの時間ぎりぎりまで楽しんだ土曜市。
名残惜しんでこの場をあとにしました。
…翌日のミラクルなんて、予想だにせず。

*（My遊バスという旅行者向けバスで来たかた限定のサービスです）