ろうそくと、かわいいものたちのおはなし

門松。

よくへんな夢を見ます。

夢の続きを見るのも得意です。…あまり役に立たない特技だけど  :-)

今年最後の出展制作は、門松。これも夢の中に出てきた門松をアレンジして作りました。そのせいか、ちょっと、へんてこです。和風のような外国風のような。竹のようなお花のような。時間がなくて写真をとりそびれちゃったんですが、とにかく間に合ってよかった…。

東急ハンズ渋谷店、ぜひ遊びに来てください。26日からです。

ブライダルギフト…2

　　　　　　

先月オーダーいただいたろうそくです。

「高校時代の仲良し7人組の、最初に結婚する友人に」。りんごの形のろうそく、メッセージ入りで…とだけご指定いただいてお作りしました。りんごの形にはわけがありました。そして「りんご以外に何か」とのご依頼に、これまでの友情と幸せなスタートに願いを込めて、7枚の花びらでできた「りんごのお花のつぼみ」を添えさせていただきました。

　　　　　　   

葉っぱは、ウェディングドレスやヴェールのイメージを表現して、レースを使ってはらりとした感じに作ってみました。

実は、今回ちょっとした偶然が。

オーダーをいただく少し前に、ある方がりんごのアロマオイルを譲ってくださったのです。そして、制作が終わってすぐ、親戚からりんごがどっさり届いたのです。叔父が長野でりんごを作っているのですが、個人的に送ってもらったことはなく、本当に不思議なタイミングでした。

　　　　　　

明日が、その方の結婚式だそうです。気に入っていただけるといいなぁ！

Amarの展示が始まりました。

パソコンの設定がやっと終わって、アマルさんにも出かけて、やっと一段落しました。

今回は１か月近くも置かせていただけることになり、ずっと同じなのも面白くないので、徐々に盛り上げて行こうと思っています。

今置いてあるのは、雪に埋もれたオーナメントをイメージした、どちらかというと大人しい感じのもの。見るかたによっては水玉にも見えるかも。灯して、融けてゆくとまた雰囲気が出ると思うので、陽が落ちてからお店に行かれるのもおすすめです。いまのとこ各テーブルに１つずつしかないので寂しい感じがするかもしれませんが、だんだん増えていく予定です。

販売分としては、クリスマスツリーをイメージした小さめのろうそく。円筒形ですが、中にバニラやクランベリーなどおいしそうなかおりをつけたオーナメントを埋め込みました。本体部分にはざくろのかおりがついています。そしててっぺんには星のろうそくがひとつ。賛美歌をイメージしたペーパーを巻き付け、袋の中に星のグリッターを閉じ込め、やはり星のワイヤーで封をしました。袋を振ると、中のグリッターがきらきら輝き、もうそのままでプレゼントになります。

もうひとつは、クリスマスプディングのろうそく。こっちはリンゴやシナモン、バニラなどをブレンドしたスパイスケーキのかおり。グレーズ（糖蜜）をたっぷりかけ、上にひいらぎをつけました。お店の方には「すっごいリアル！」と言っていただき、嬉しかったです。こっちのラッピングはちょっとポップにしました。

写真、近々アップしますね☆

7日のイベントには、この２種のほかにもう２種類ぐらい持って行きます。

ブライダルギフト…1

　　　　　　　

以前オーダーいただいたろうそくです。

　　　　　　　

お客さまからは「フルーツボールがたくさん乗った♡のケーキみたいなろうそく」とご注文いただき、色やモチーフをアレンジしてお作りしたものです。お名前を入れてほしいとのことで、♡のプレートにお入れしました。

とろとろの蝋に触るので、火傷に気をつけないといけないのですが、ひとつひとつのパーツを手づくりするのはとても楽しい作業でした。お会いしたことのないかたに、何かを作らせていただくのはとても不思議。どんなかたか想像しながらお作りするのは緊張します。でも同時に、とても幸せなことでもあります。

インスピレーション。

　　　　　　　

濃いグリーンのろうそく。
大きいです。

最近仲間入りしたおじいさん（写真左 名前考え中）が、なんだか嬉しそうです☆

これは最近知り合った人からのオーダー。
「濃いグリーンならあとは何でも、おまかせ！」とのことでした。

（こういう感じの「おまかせ！」オーダーがけっこう多いんです）

　　　　　　　

で、いろんなグリーンを重ねちゃいました。おまかせのときは、だいたい相手の人をイメージしてお作りしています。今回は、あえて入れた白いラインで、どことなく自然っぽさと同時に、危うさというかワイルドな感じというか…を出してみました。

早速お渡ししたところ、「どこで使おうかなー」と、ちょっとはにかみながらも嬉しそうに笑って受け取ってくれました。

 

赤い屋根のおうち

　　　　

　　　　

オーダーをいただきました。

お嬢さん、それもまだちいさなちいさな女の子へのプレゼントだそうです。
「赤い屋根、青いドア、白い壁に木枠の窓。大きなお花がついたお家」とのリクエストでした。

ふだんはたいてい、大人の方へ贈られるオーダーをいただくのですが、小さな女の子ならどんなものが嬉しいかな…と、想像しながら作らせていただきました。

女の子が描いたお家が、ろうそくになった感じ。
そのドアを開けたら、本当に女の子が住んでいそうな感じ。
いつまでも秘密をそっとしまっておける、宝箱のような、怖い夢を見たらそこに駆け込めるような、そんな幸せのお家をイメージして作りました。

気に入っていただけるといいなぁ…。

かえるちゃん。

　　　　

　　　　

先日いただいたオーダー。

大切な大切なお友だちの結婚のお祝いに、彼女が大好きなかえるちゃんを乗せてください、というものでした。

かえるちゃんを蝋で作ったことがなかったんですが、実は私、昔トカゲを飼っていたんです。だから何となく形にもすることができたのか…すごく楽しく作らせていただきました。

そういえば英語のお祝いの言葉に「Many happy returns!」というのがあります。直訳すると「幸せが何度も帰る（かえる）」。つまり、いつまでも幸せが続きますように、といった意味合いで使われます。

はじめは、全く存じ上げない方へのオーダー品でも、作業を進めるうちにだんだん私にとっても「大切な人」のようになっていきます。私は、贈り物のご依頼をいただいたときは相手の方に少しでも気に入っていただけるよう、その方のご趣味、年代、お好きなインテリアや、よく着ているお洋服のブランドや、よく読まれる雑誌、好きな街、香り…差し支えない範囲で、できるだけたくさんうかがうようにしています。（ちょっと面接にも似た部分があるのかも）

そうすると、不思議とその方とろうそくが結びつく「イメージ」ができるのです。
一口に「白」と言っても、古びた紙のイメージ、夏の入道雲のイメージ、ひんやりした教室の壁のイメージ、洗いざらしのシャツのイメージと、いろいろあるように、生みだされるろうそくの形は、やりとりによって無限大になるのかもしれません。

アマルちゃん。

いよいよ展示まで2週間を切りました。

会場となるカフェは「アマル」という女の子がいることをイメージしていると聞いて、
真っ先に浮かんだのがギンガムチェックのワンピースに、おっきなリボンをつけた女の子。

だから今回のためにどうしても作りたかった、ギンガムチェックのろうそく。
やっとできました。
カラーも色々、格子の大きさも色々。
蝋でできていますがちゃんと「布」っぽくて良い感じです。
早くお見せしたいな。

すでにスカーレット、ジェイド（翡翠）の色のギンガムができていて、ほかにマンゴー、グレープ、ターコイズ、カフェオレ色で作るつもりです。

蝋はもう20キロ近く使っちゃいました…。
でもまだ足りない感じです。
作るのは楽しいけれど、2週間後の私の部屋は、どうなっちゃうんでしょう！

L'Écume des Jours

　　　　　　　

New life

　　　　　　　

またまたオーダーをいただきました。

お友だちであり、後輩の方への退職祝いに、かわいらしいのをひとつ…とのリクエスト。

どんなモチーフにしようか数日悩んで考えましたが、こういうときはやっぱり水玉チョウチョに来てもらいます。彼女が大好きだというピンクベースの大理石調の箱にゴールドのリボン。ろうを固めたビジュー（宝石）もつけ、これからの新しい毎日をはばたいていけますように…。キラキラ、バラ色の毎日でありますように…。そんな想いで作らせていただきました。

喜んでいただけますように☆