2005年ごろから、ものづくりを始め、最初は友人へのプレゼントだったものが、路上でお目にかけ、カフェやレストラン、バーなどで使っていただくようになり、ご注文もいただくようになり、雑誌にも載せていただき…。不用な蝋の回収とキャッシュバックなんていうのもやりました。ワークショップももう200回以上* 行うことができました。メンバーズカードの減りからすると、来てくださったお客さまは200名以上だと思います。
その間にも、震災という悲しい出来事がありましたが、それがきっかけでジュエリーづくりを思い立ち、どなたにも、どんなファッションにも合うようなものをと、べつの手を動かし始め、すこしずつですがこちらもご覧いただける機会が増えてまいりました。
そんなふうに、10年も経たない間に、本当におおぜいのかたの目にそして心に留めていただき、嬉しい限りです。
先日ある書店で見つけた本のことばに、こんなものがありました。
「人からものが生まれる」。
異論はありませんが、わたしはさらにこう思います。
「人から生まれたものから、また人が生まれる」。
ワークショップを始めたのが、まさにこんな気持ちからでした。
たまたまうちの存在を知ったかたが、思い切ってやって来てくださって、そこでつくったものをお部屋に飾り、からだに飾り、それを見たかたが新たにやってきてくださる。そうして人と人がつながる…。
「彼女とはふだんはあまり会わないけど、毎月一緒に来てるんです」。
「ひとつは自分用だけど、もうひとつは友達へのプレゼントにします」。
「なんとなく来たワークショップで、友達ができました」。
わたしにはどれもこれも、宝石みたいなことばです。
かわいいものには「ちから」があります。
見た人が、身につけた人がすこしだけしあわせになるちから。
わたしはキャンドル作家でもなければ、ジュエリーデザイナーでもないと思っています。
手芸の先生でもありません。
ただかわいいものがすきな人。それだけです。
そんな自分が見つけたものやつくり出したもの、紡ぐことばなどで、誰かのこころがちょっとでも色づき、その色がまたほかにうつっていったら嬉しいです。
そんなわけで、せまいながらも、うちの「部屋」のドアはいつも開けておきたいです。
ワークショップ、ソーシャルサイトやブログ、お店、いろいろとありますが、常に、出会う人にはオープンでありたいと思っています。
同時に、じぶんの手で何かをつくり出すよろこびを知っていただき、そして訪れるかたの「今日」という日がいっそう明るくなるよう、活動していきたいです。
実はこの3ヶ月で、2014年の目標としていた活動のほとんどは達成することができました。
のこりの時間は、これまでやってきた出展やワークショップの形態を見つめなおしてみようと思っています。
もしかしたら変わる部分も出てくるかもしれませんが、これまでお世話になったかたに恥ずかしくないようなものをお見せできるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
* ワークショップは以前は「1日」を「1回」とカウントしていたので、おそらくもう260回ぐらいになっています。
かわいいものがすきな人さん(笑)こんにちは♪
ひょんなことからお知り合いになれてから嬉しくてここをのぞくのを楽しみにしています。
かわいい宝物でいっぱいでいつもなんだかワクワクします。
そしてなんだかいつも気持ちがほんわかします。
素敵な時間を過ごされてきたのだなぁと思いました。
これからもきっとそうやって進んでいかれるんだろうな。
どんな変化が起ころうと、それはきっと素敵な変化なはず。
そんな変化ならすごーく楽しみです!(^-^)
投稿情報: asumi* | 2014/04/02 15:45
asumi*さん
すきなことを追求したらいつの間にかこうなっていました^^
先日出会ったことばで、「お金をかけずにしあわせになれる人が実はいちばんしあわせです」というのがあって、まさに「わたしだ!」と思いました。
てづくりの世界って、いまや億単位の産業になりつつありますが、どうもわたしにはピンときません。それより、出会う人とのかかわりを大事にしていきたいなあと思うし、ワークショップももっと面白いと思ってもらえるように、何ができるか模索中です。
ところで、ネットって不思議ですよね!
会ったこともないのに、話が弾んで昔からのお友達のように感じたり。asumi*さんにはいつかお目にかかりたいと思ってます☆台湾でだったらステキ!
投稿情報: оленёнок | 2014/04/03 10:22