素直に喜べないのですが、震災後にキャンドルの需要が高まったように思います。
同じ非常用なら、少しでもきれいなほうがいいとか、香りがついているほうが気が紛れるとか。節電意識が高まって、お風呂ぐらいはキャンドルの灯りにしようかな、と言ってご購入くださるかたも増えました。
そんな折、長野県のイタリアンレストランの店主さまから、うちのキャンドルをお店のイベントに使いたいというお話をいただきました。
そのお店は、毎月11日を「キャンドルナイトの日」として、チャリティーイベントを行うとのこと。自分の仕事で誰かにちょっとでも喜んでいただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。すぐにお引き受けしました。もともと、空間の演出に興味があったので、レストランやバーなどで使っていただけるのが夢のひとつだったのです。
1枚目の写真は、色をお花に見立てて、火を灯すと徐々に色がにじんでお花が開くのをイメージしてデザインしたものです。季節に合わせて、葡萄色やチョコレート色、紅葉のような赤や黄色を閉じ込めてみました。
もうひとつ、オーダーいただいたのはマカロンのキャンドル。
マカロンのキャンドルはいろいろな雑貨屋さんなどで見ることができますが、わたしがこだわったのは、色とサイズ。
数々のお店の本物マカロンをいくつも見て、試行錯誤の末に作り出したキャンドルです。
お食事しながら、楽しんでいただけたら嬉しいです。
トラットリア ジョイア
380-0901 長野市居町55
tel 026-213-0055
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