祖父母はむかし、井の頭線沿線に住んでおり、遊びにいくと井の頭動物公園に連れて行ってくれたのを覚えています。
とくに甘いものが大すきな祖父は、紅茶にお砂糖をすごくたくさん入れていたっけ。
わたしにもいつもチョコレートとか飴ちゃんをくれたりもしました。
台湾で暮らし、貿易の仕事など次々いろいろなビジネスに着手した祖父。時代がそうさせた部分もあるとは思うのですが、逆境におかれても、遠くに光って見えるものを目指して前に進もうとしたに違いありません。
すごくユーモアのある人だったと聞いています。
わたし、不思議なことに、本当にダメだと思うことがたびたびあっても、いつも誰かに守られるのです。あーもう無理かも、ダメかも、進めない!っていうときに、何かヒントがもらえたり、誰かが来てくれたりするのです。
(そのとき助けてくれるみなさんには、本当に感謝してもしきれません)
そこには、もしか、もしかしたら祖父の働きかけがあるのではないか?などと思ってしまうこともあります。
あるときから、こどもの日には、祖父が使っていたネクタイをするようになりました。
自分が小さすぎてもらってばかり、なんにもできなかったので、成長した今せめてこの日は、という思いがあるのかもしれません。
こういうファッションも、たまにはかわいいかもしれません。
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