ろうそく作りの色に関する工程は、かなり楽しい。
洗いたてのシーツとか、氷河の冷たい輝きとか、白いものも素敵だけど、わたしはカラフルなものが、より好きです。だからワークショップを始めるとき、どんな場にするか、どんなきまりにするか考えるにあたって「色を考える場である」こと、「色が選べる」こと、「じぶんだけの色が作れる」こと、この3点はぜったいに譲れないものでした。
専用の染料では、金、銀以外ならどんな色でも作りだすことができます。
初回は、いくつかの色の中からお好きな色を前もって選んでいただいているのですが、それでも「迷っちゃうー」と皆さん。当日の作業では気温とともに変わっていく「色」をながめ、イメージした色との違いに驚かれながらも本当に楽しそうです。
強めの色の間に白やアイボリーを入れると、落ち着いた感じにまとまります。パープル、ピンク、ホワイトとか、ブルー、ターコイズ、ホワイトなど同系色を重ねるとグラデーションのようにできます。まったく異なる3色でまとめるかたもいらっしゃいますし、「フランスの国旗みたいに! 」など、好きなものをイメージした色選びや、風水などで縁起のいい色、ご自身のラッキーカラーなどでお作りになるかたもいらっしゃいます。
2つ作ることにしたのは、ご自身で作ったものを、自分のものにするだけではなく、どなたかにプレゼントできるのもいいなと思ったからです。(すべて自分目線、欲ばりなわたし! )もし、プレゼントをお考えであれば、そのかたのお好きな色や、お部屋の感じをリサーチなさるといいかも。逆に「わたしがイメージするあなたはこんな色」なんていうのも、もらったかたは嬉しいでしょう。
でもね、だいたい皆さん、最後には「やっぱりあげるのやめた! 」っておっしゃってますよ☆
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